パール
女性の運を高める宝石
6月の誕生石ですね。
パールは石とは言えませんが、広義では宝石に含まれます。パールは、ダイヤに次いで、ほとんどの女性に好まれますが、格式が高いイメージもあり、日常的に使う人はあまり多くはありませんが、風水パワーは、こんなに強力で、むしろ日常的に着けた方が効果的だそうです。
「全ての女性の運を高める」
「心安らげる恋愛を呼ぶ」「愛情を深める」
「穏やかに優しい気持ちにする」
「男性に対するアピール力が絶大になる。」
「お金を増やす」「大粒の方がパワーを発揮しやすい」
「淡水パールは出産の苦痛を軽くする」
一般にパールと言っても、【天然パール】と【養殖パール】、
更に【イミテーション】もあります。イミテーション(プラスティック製など)はここでは問題外として、天然と養殖の違いをご存じですか?
簡単にいえば、異物が偶然に入るか、人為的に入れるかの差なのです。
天然真珠は、偶然体内に入った異物に、貝が体液を被せてできたもの、
養殖真珠は、人為的に異物を貝に入れ、体液で包ませるのです。
言うまでもなく、天然真珠はごくごく稀、しかも、いつどこにその貝が居るのか誰にも分からず、偶然を待つだけですから、見つかる確率が限りなくゼロに近く、万一見つかっても、その真珠がジュエリーになれるだけの品質を持っている確率もまた極端に低いのです。もしも偶然に偶然を重ねたジュエリー品質の天然真珠が見つかれば、王侯貴族でもない限り到底手が届かない、途方もない値段がつきます。
ちなみに、19世紀日本で養殖技術が開発される以前は、真珠と言えば天然真珠しかありませんでした。クレオパトラが酢に溶かして飲んだという真珠も、もちろん天然真珠な訳です。恐ろしい事ですね。
ですから、私たちが目にする真珠は『養殖真珠』(Cultured Pearl)です。
貝のお腹の中に、貝殻を削って球状にした核(異物)を挿入し、その核の上に真珠層をまきつけさせます。貝の体格に対して、核の大きさの比率は、人間で言うならば、お腹を開けてサッカーボールを入れられるようなもの。貝は大変な苦痛をもって、異物を自分の体液でくるみます。ですから、ちょっとしたトラブルでも貝は死んでしまうのです。その様にして作られた真珠で私たちは身を飾ろうというのですから、残酷な話です。
ときに、真珠にも様々な大きさや色が有りますが、どうしてそうなるのでしょうか。それは、貝の種類によって出来上がる真珠が違うからです。先に貝の体格に触れましたが、大きい貝は大きい真珠を作ることができますし、小さい貝には小さい真珠しかつくれません。
そして、体液でつつんで真珠層を形成するという成り立ちから、白い貝は
白い真珠を、黒い貝は黒い真珠をつくります。貝の内側を見て綺麗だとお思いになった事がありませんか?その貝の作れる真珠は、貝の内側と同じ色の真珠なのです。
では、どんな種類の貝があるかというと、海に生息する貝で、真珠を養殖する貝は、アコヤ貝と白蝶貝、黒蝶貝の3種類が代表的です。
アコヤ貝がつくる真珠は、「アコヤ」「和玉」などと呼ばれ、虹色の光を放つとびきり美しい珠があります。淡いピンク色で、虹の輝きをもち、真円で特に美しい珠は花球といいます。花珠は全体の5%くらいしかとれません。
アコヤ貝は身体が小さいので、それほど大きな真珠はつくれず、大抵直径5~7㎜くらい、8㎜以上に育つ珠は稀で、10㎜を超えて、尚且つ美しい珠には大変高価です。
次に、白蝶貝のつくる真珠は「南洋珠」と呼ばれます。
白蝶貝は、アコヤに比べて倍近くも大きな貝で、大珠の真珠をつくることができますから、南洋珠の場合は直径13㎜以上もそう珍しくはありません。
何でも舶来好みの日本では、アコヤ貝のつくる真珠よりも南洋球の方が上等の様に思っていらっしゃる方も少なくありませんが、一概にそういうものではなく、やはりどの種類の真珠であれ、巻きが厚くてどのくらい輝くか、どのくらい大きいか、どんな色合いかが価値の決め手になるのは当然の事ですね。
そして黒蝶貝は、黒真珠をつくります。
黒蝶貝は、白蝶貝ほど大きくはありませんが、アコヤよりはずっと大きく、
作れる真珠も直径10~12㎜くらい。
シルバーグレーが多く産出されますが、時折孔雀の羽の様な、緑やオレンジが見える珠が採取され、ピーコックと呼ばれる高価な球になります。
また、マベパールという半円形の真珠をご存じですか?
体内に核を挿入する方法ではなく、貝の殻に穴を開け、殻の内側に樹脂を流し込んで突起を作り、そこに真珠層を作らせると半円形のマベパールになります。
マベ貝も比較的大きな貝ですから、大きな半円ができます。イヤリングなどに加工されたマベパールは虹色の輝きを持った大変美しい真珠です。
その他、最近流行している変わり種にコンクパールがあります。
コンクパールは貝殻と同じピンク色で、他の真珠のような虹色の輝きはなく、まるで陶器のような風合いです。
カリブ海に棲むピンク色の巻貝、ジャイアント・コンクがつくる天然真珠で、養殖ではありません。
大きな貝で、大きな口をもっていることから、養殖しなくとも異物も取り込みやすいのでしょう。二枚貝よりもかなり頻繁に見つかりますが、真円の核を入れない為、みなバロックになります。
この貝は食用貝ですが、内側のピンク色が美しいので、貝殻の調度品として見かけられた事もあったと存じます。
そして湖水など、淡水に棲む貝、池蝶貝がつくる真珠は淡水真珠です。
池蝶貝は大きな貝で、20cm~30cmにもなります。大きな池蝶貝は、1個の貝に数十個の小さい玉をつくる事ができますが、核が無いので真円にはならず、様々なバロック真珠ができあがります。
ですから、従来淡水真珠といえば、バロックで、安価なことが相場でした。
しかし最近では、淡水真珠の安価なイメージを払拭するような、核を使った真円の真珠が産出されるようになっています。
池蝶貝は色味も豊富です。貝の内側同様、白系はもちろん、紫系やオレンジ系などあらゆる色の真珠が生まれ、しかも核入れされて作られた真珠は、肉眼で海水真珠と見分ける事が困難になりました。
「オーダー作品例」
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