プラチナの概要
プラチナptは日本語では白金と表記します。
この漢字から、ホワイトゴールドと混同されがちですが、プラチナとホワイトゴールドは全く別物。ホワイトゴールドは白金(はっきん)とは呼びません。
産地は南アフリカとロシア、カナダ、そして日本でもほんの少量見つかっています。
世界的には、プラチナ需要の大半は産業用が占めていますが、我が国では、プラチナ宝飾品を特に好み、世界的に見ても突出した消費国です。
これまで採掘されたプラチナの量はびっくりする程少なく、1辺5mの立方体程度しかありません。重さにして2.5tです。埋蔵量はこれまでの産出量と同程度かそれ以下と推測されていて、本当に希少な金属ですから、ずば抜けて高価なのも当然かもしれません。
プラチナの溶融点は、金の1000度強、銀の960度に比べて格段に高く、1800度近い高温が必要な為、20世紀近くまで加工が容易でなく、ほとんど見捨てられた存在でしたが、一旦加工技術が広まると、今度は粘りがあって少量で的確に石を抑える特性などからジュエリーには欠かせない素材となりました。
プラチナの純度と割金
プラチナの純度は、純プラチナをPt1000と表記し、1000分率(‰=パーミル)が使われます。
ジュエリーに使われる場合は、用途に応じて柔らかすぎる純プラチナの特性を補うために、ほとんど950、900、850の3通りに合金します。
900の場合には、プラチナが90%、残りの10%は他の金属が割金として混ざっています。
日本の造幣局が品位証明を出す物は以下の4種類。
Pt1000(100%)
Pt950(95%)
Pt900(90%)
Pt850(85%)
しかし、国際標準規格ISO9202と日本工業規格JIS H6309で認定されている品位は下記の3種類だけです。
Pt950(95%)
Pt900(90%)
Pt850(85%)
割金として使われるのは、同じプラチナ族のパラジウムpdが一般的ですが、パラジウムは大変高価な金属であることも要因となって、用途によっては銅やニッケル、ルテニウム、コバルトも使われることもあります。
一般に、Pt900は主にリングや、ペンダントトップに、鎖はPt850を使用します。
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