brass

宝石のコラム<貴金属の話>HPicon.jpg

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マダムアンドレのジュエリーサロンは、ジュエリーデザイナーの工房です。

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真鍮登場の背景

真鍮は、近年貴金属を扱う業界でも使用され始めました。
その背景には、2006年から続く貴金属相場の高騰があり、それまで最も安価な材料として扱われていた銀ですら、昨今では安易に使用できなくなってしまった感があり、従来銀で製作されていたジュエリーが真鍮に置き換わってきた為です。

真鍮(ブラス brass)は、私たちの身の回りに多く使われている合金で、例えばブラスバンドというのは、金管楽器で編成される音楽隊ですが、金管楽器の材料は真鍮(ブラス)だから、そう呼ばれる訳ですし、格式あるホテルやデパートなどの階段の手すり、バーのカウンターでも見かけます。また、仏壇の中で使用されている金属類も真鍮が圧倒的に多く、5円玉の材料も真鍮です。

真鍮ってなに?

真鍮はジュエリーに多用されるようになったとはいえ、貴金属の内には入りません。しかしながら、ピカピカに磨いた手すりなどでも分かる様に、金にも見紛うばかりに美しい合金なのです。この為、古くから装飾品に使用されることも少なくなく、昨今急に思いついて登板して来たのではありません。

この合金は、ジュエリー製品にした時に銀よりも硬く、繊細な形状の造形に適しています。これは、銅の含有量が全体の65%ある事に由来しています。残りの35%は亜鉛です。

真鍮ジュエリーの特徴

ただ、銅の含有量が高い為に、比較的短時間で酸化して黒く変色するという問題があります。

磨いた状態では、金と見紛うばかりの美しい色合いではあるものの、頻度高く磨くことを前提にしない限りは、ロジウムメッキをかけた方が、ジュエリーとしての使い勝手は格段に良くなります。
むろん、ロジウムメッキを施した真鍮ジュエリーは、外見からは真鍮なのか、シルバーなのか、ホワイトゴールドなのか、プラチナなのか、見分ける事は困難ですから、強度があり、美しい光沢が得られる金属として、装身具に多用されるのはもっともなこと。

特に、ヴォリューム感がある、つまり金属を多量に使用したデザイン、又は極端に小さく細いデザインには、他の地金よりも適した材料であるとすらいえ、私も繊細さが身上のバレリーナペンダントには真鍮を採用しています。

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